「すすめる」は、「薦める」と「勧める」で迷うときがある。「薦める」のほうがなじみがあるかもしれない。オススメ商品の意味で、よく見かける。もう一方の「勧める」はどうだろう。ときどき見かけるかんじかな。普段から「勧める」を使えるひとは言葉に意識的な印象がある。
使い分けは、比較的わかりやすいと思う。対象が「ヒト、モノ」なのか「コト(行為や方法)」なのかで決められるからだ。以下の例のようになる。
「すすめる」の使い分け例
・読む本をすすめる場合、「薦める」をつかう
・本を読むことをすすめる場合、「勧める」をつかう
悩む場合、熟語で区別するとよいかも。たとえば、推薦と勧誘。推薦イメージなら薦める、勧誘イメージなら勧める。参考までに。
Amazon.co.jp: 文章の手直しメソッド: 〜自分にいつ何をさせるのか〜 eBook: 北原 帽子: Kindleストア