現在、ブログの記事をもとに本を編集しているところです。
わたしが日々ゲラに接しながら向き合ってきたものは何だったんだろうか。
ときどき振り返ったりします。
まちがいなく同音異義語はその中のひとつだと思う。
同音異義語は入力作業の変換で起きるミスが多い。
まずは自分のミスのうち、「誰もが起こすミス」はどんな場合かを知っておくこと、それがけっこう大切ではないかと思う。
なぜかというと、ミスは相対化することで、自分だけでは気づけなかったことに早く気づけるようになるからです。
文章の中のミスって(本でも出さないかぎり)誰も指摘してくれません。
それがふつうです。
知識不足だったり、知識はあってもそれが勘違いだったり、自分がおこなった行為に対して、どれだけ自覚的になれるか。
間違うプロセスに意識を向けることで、同音異義語の理解だけでなく、文章に対する理解も深まります。
ですのでこの際、ミスするパターンを知っておきましょう、というわけです。
おそくても3月中には出せたらと思っています。