北原帽子の似たものどうし

昨日書いた文章、今日の目で読み返す。にがい発見を明日の糧に。

コラム

だれが自分の文章を読むのか?

顔つきというものは変えられないが、身だしなみは整えられる。 たとえば、家をでる前の身じたくから人に会うまでの時間をすこし思いかえしてみる。会った人に、襟の折れやボタンのかけ忘れ、チャックの閉め忘れなどを指摘されたことがあっただろうかと。最近…

文章と教育

小中高と作文の授業を受けたことがあっただろうか。思い出せる限り、ない。たしかに感想文を書く機会はあった。多くあった。名著や課題の本などを読み、書く内容は自由だったと思う。だけど小学生のころといえば、なにか「よいこと」を書かなければならない…

推敲の前に、なにをするのが効果的なのか?

わたしたちは、常に現在の自分が過去の自分を上書きして暮らしています。それは無意識におこなわれていて、おそらく今の自分を肯定していく土台になっている。「頭を冷やしてよく考えなさい」といわれることを繰り返しながら、人は成長するものなんだろう。 …

文章を書いているとき、人はどんな心理にとらわれやすいのか?

まとまった文章を一本仕上げるのは、誰だっていつだって至難の業。いざ書き出してみると、わたしたちの頭はマルチタスク状態になるからです。発想、表現、構成、品質など、やることは考え出したらキリがない。書きあぐねるときもあるでしょう。わたしもいち…

書いた文章を読み返すと、どんなことが起こるのか?

仕事柄、日々著者の推敲の過程を目の当たりにしていると、気づかされることがたくさんある。今回は、文章をつくるときは「できるだけ早めに取りかかろうよ」ということについて話してみたい。 時間がかかること、時間をかけること まとまった文章が出来上が…

「詫び訂」のあるサイトはなぜ信用できるのか?

あなたはネットでサイトの善し悪しをはかるとき、なにを拠りどころにしていますか。私はサイトの信用性をみるとき、「詫び訂」があるかどうかを判断のひとつにおいています。これからその理由を説明していこうと思います。 〇「詫び訂」とはなにか? まず「…

私たちが文章にしていくこと 第三便

北原帽子です。 三回に分けて、「私たちが文章にしていくこと」と題して、手直しについてのコラムを書いています。 各回の内容は、以下のようなものです。 第一便 「行為」読み 第二便 「状態」読み 第三便 デジタル環境 今回は、第三便。デジタル環境という…

私たちが文章にしていくこと 第二便

北原帽子です。 前回から三回に分けて、「私たちが文章にしていくこと」と題して、手直しについてのコラムを書いています。 各回の内容は、以下のようなものです。 第一便 「行為」読み 第二便 「状態」読み 第三便 デジタル環境 今回は、文章がかたちをなす…

私たちが文章にしていくこと 第一便

北原帽子です。 わたしは発売をひかえた新刊本のゲラと日々向き合っています。おもに文章の品質を高める作業をしています。書かれたものは、大人へと成長する過程でどのような変化をしていくのか。そのプロセス自体がもつ価値を伝えていけたらと思っています…